
はじめに
- 総合病院で残業から帰ったらクタクタで、平日にプライベートの時間がない
- 朝残業に夜残業、帰っても仕事のことを考えて子どもや家族との時間がとれない
- 他の病院よりも給料が少なくて、一家の大黒柱として将来が不安

家族との時間やプライベートを充実させたいけど、病院での長時間業務や重責、人間関係に振りまわされて疲弊している男性看護師は多いです。

私は精神科「看護師主任10年目」のじゃっきーと言います。
- 循環器・腎臓内科と歯科看護師を1年弱
- 警察保健師3年
- 大学教員5年
を経験し、遠回りをしてきましたが、今まさに看護師と子育て&プライベートを充実させた日々を過ごしています。
本記事では、男性看護師の特徴やメリット・デメリットからもう一度、自分たちの魅力と役割、男性看護師だからこその悩みについて考えるとともに、男性看護師として活躍しながら、プライベートを充実させることができる職場についてご紹介します。
本記事を読めばわかること
本記事を読めば、男性看護師の良さを再確認でき、これまでの経験を生かしつつ男性看護師の魅力を発揮しながらプライベートも充実させる職場を知ることができます。

わたしが子育てをしながら家族の時間とプライベートを充実させ、悩みを抱えながらも仕事と両立をさせてきた11年の看護師経験を本記事に詰め込みました。
仕事ももちろん大事だけど、家族との時間や自分のプライベートはもっともっと大切にしたい男性看護師さんはぜひご覧ください!
男性看護師の特徴は?


男性看護師の特徴をざっくりとご紹介します。
みなさん、「そうそう。」と思っていただけるのではないでしょうか。
男性看護師は、看護を仕事として行っているので、患者さんのことを考えながらも患者さんと適切な距離感を保ちながら働けます。
看護師一般にありがちな、患者さんを「〇〇ちゃん」と呼ぶ、あだ名をつけるといった距離が近すぎる好ましくない言動を取りにくいです。
また男性看護師は優しい穏やかな雰囲気をもった人が多く、いじられキャラにもなるため、女性だけの職場のギスギス感をやわらげていることも多くなっています。

あと独身男性であれば、女性だけの職場に少数で生息しているので、意外にモテることも。

人間関係の構築は、「単純接触効果」があって、毎日顔をあわせることによって、心を許しやすく惹かれ合うというのもあるのかもしれませんね。
- 単純接触効果(ザイオンス効果)
- 元々興味がなかった物事や人物に対して、複数回接触を繰り返すことで、興味を持つようになる心理的現象
男性看護師が少ない理由

と知り合いから言われたことがありますが、確かに男性ではじめから看護師を職業として選択する人は少ないかもしれません。

女性には「白衣の天使」「ナイチンゲール」といった馴染みのあるものですが、男性だとあまり馴染みもないですもんね。
男性看護師が少ない理由の1つに「食事や排泄といった生活援助への馴染みのなさ」が挙げられるでしょう。

何かのきっかけがないと男性が真っ先に目指す職業ではありません。
わたしは母親が看護師であったため、

と言われたことで、看護師をめざしました。

男性看護師が病棟にいる割合は、現場で見ていると看護師10〜20名にたいして1〜2名といったところでしょう。
最新の厚生労働省の「衛生行政報告例」によれば、看護師の性別割合は、
- 女性91.9%
- 男性8.1%
となっています。

2010年の調査では「女性94.4%、男性5.6%」でしたので、少しずつ男性割合が増えています。
男性看護師のメリット・デメリット

メリット
男性看護師のメリット
- 体力面でのサポートが得意
- 患者さんや同僚からの信頼が厚い
- 30代・40代でリーダーシップを発揮できる
- 食事介助やおむつ交換に抵抗がない
体力面でのサポートが得意
男性といえば力仕事や体力面において、女性看護師よりもサポートが得意になっています。

私は細身ですが、女性から見ると、背も高く力もあって患者さんのベッド移動などではよく頼りにされます。
女性が多い看護師の世界では男性というだけで体力面で大きなメリットがあるんです。
患者さんや同僚からの信頼が厚い
患者さんをケアするとき、
- 車イスへの移乗
- ベッドでの体位変換
- お風呂介助など
力仕事が多くなるのが看護師の仕事です。
病院では高齢で認知症を患い、手がつけられない患者も多く、男性看護師が多いと本当に助かることが多いです。
患者さんやご家族には、ときどき医師にまちがえられることもあり、男性というだけで安心感を与えられるケースもあります。

患者さんや同僚の女性看護師から頼りにされると、余計にがんばってしまうのが男性看護師。
仕事にも好循環が生まれやすいです。
30代・40代でリーダーシップを発揮できる
男性看護師は、ライフイベントによるブランクが生まれにくいメリットがあります。
女性看護師の場合は結婚・出産・育児と30代〜40代でのライフイベントが多く、休職や退職をする機会が多いです。
わが国における男性は家庭における大黒柱という考えが一般的で、正社員として働き通しています。
そのため、病院としても責任あるポジションに置きやすく、キャリアを積み上げる機会も多くなります。

主任や師長といった管理職やチームリーダーなどでリーダーシップを発揮しやすいです。
食事介助やおむつ交換に抵抗がない

女性が得意そうな食事の介助やおむつ交換にも積極的に行えます。
わたしの場合、子育て中で子どもが小さいときには、自らすすんで子どもの食事介助をしたり、おむつを替えたりしたものです。
以前、知り合いの男性に赤ちゃんが生まれたとき、男性が気をつけておいた方がいい事を女性陣にきくと、

とピシャリと言われていました。
日常でおむつ交換をしない男性には、女性がやって当然と考える人がいるかもしれません。

しかし、われわれ男性看護師には「おむつ交換をするなんて当たり前のことと考えられる」のが大きなメリットなのです。
デメリット
男性看護師のデメリット
- 女子トークを聞いてしまう
- 女性患者さんに遠慮される
- 責任のある仕事を多く任される
女子トークを聞いてしまう

女性看護師ばかりで男性看護師がポツンと1人だけだと、存在を忘れられ、「そんな話は聞きたくなかった!」というような話を聞いてしまうことがあります。
新型コロナ感染症のPCR検査を受けに行ったときの話をある看護師がしていました。
「旦那の職場でPCRを受けさせてもらったんやけど、検査した綿棒の先に鼻毛がついてたらしくって、旦那にどうする鼻毛?ドクター見るけど?って聞かれたんよ。
さすがに恥ずかしいからもう一回検査させてって言っておいたわ。アハハハハ!」
と女子たちが笑っていたのを聞いて、ちょっと引きました(笑)。
女性患者さんに遠慮される

わたしが勤める認知症の病棟でも、認知機能の低下が軽い症状の患者さんもいらっしゃいます。
軽い症状の女性の患者さんだと、やはり男性の看護師がケアするのにためらいを感じる方もおられ、
トイレ介助に私が援助しようと駆けつけると、

と遠慮されることがあります。
ちょっと寂しい気持ちになりますが、患者さんが恥ずかしくなく遠慮せずにケアを受けられることが1番です。
責任のある仕事を多く任される
男性看護師は、病気などのライフイベントがなければ良くも悪くも正社員として働きとおすことができます。

となると、病院側としても安定して職場へ居続ける人におのずと責任ある仕事を回してきます。
多忙な職場であれば病棟業務をこなすのにも精一杯なのに、感染対策や医療安全、教育委員会といった誰もがかかわりたくない委員会に当てられるでしょう。

そんなときは「めんどくさい」という気持ちは横において、将来、主任や師長になって病棟を背負って立つくらいの目標をかかげて臨みましょう。
ピンチはチャンス。
他のスタッフよりも自分が一歩リードしたと捉えるのです。
男性看護師の悩みあるある

3つの悩みあるあるを紹介
- 収入面で後悔したと思うことがある
- 責任ある立場になり、仕事が優先になってしまう
- 看護師を続けていいのか?悩むことがある
収入面で後悔したと思うことがある
看護師になってとくに後悔したかもと思ったのは収入面です。
男だったら妻や子どもたちのためにも「たくさん稼ぎたい!」という欲望があるものです。
最新の「賃金構造基本統計調査」を見てみると、男性看護師の年収は全体の職業のうち、あくまで私の感覚ですが「中の上といった感じ」で、たくさんの職業とくらべて決して低いわけではありませんでした。
しかし、大手企業であったり、学校の先生、医師・薬剤師などの上位専門職にくらべるとやっぱり見劣りします。
<他職種と男性看護師の平均年収を比較(ごく一部を抜粋)>
職業 | 月収(千円) | ボーナス(千円) | 年収(万円) |
高等学校教員 | 426.1 | 1798.3 | 691.1 |
ソフトウェア作成者 | 376.7 | 1283.3 | 580.3 |
機械技術者 | 345.0 | 1544.2 | 568.4 |
庶務・人事事務員 | 353.1 | 1438.4 | 567.5 |
(男性)看護師 | 340.4 | 1140.8 | 522.5 |
診療放射線技師 | 305.6 | 1029.6 | 469.6 |
介護職員 | 263.2 | 722.5 | 388.0 |
※令和4年「賃金構造基本統計調査」より(経験年数10~14年)
大学病院や総合病院で勤務されている方はあまり思わないかもしれませんが、民間病院だと昇給がないところもあります。

決して少ない給料というわけではないのですが、上がらない給料に加えて、結婚して子どもがいる方であれば、将来の教育費を不安視して転職を考える方も多いでしょう。
しかし、転職をするとしても大学病院や総合病院での激務にさらされるのも気持ちが滅入りますよね。
子育てやプライベートのことも考えながら、給料も仕事もちょうど良く働ける場所を選んでいくことが重要です。
「男性看護師はやめとけ&いらない」なんて声もある!?

現場にいて「やめた方がいい」とか「いらない」なんて声は聞こえてきません。
むしろ、女性ばかりの中に男性がいることで病棟が穏和になる要素をもっています。
しかも看護師の雇用は安定していて、たくさんの職種とくらべても収入は平均以上にあります。
なかなか良い職につけなくて困るという働き盛りの男性が多いにも関わらず、引き手あまたで、すんなりと転職できてしまう優れた職業であることを忘れてはいけません。
責任ある立場になり、仕事が優先になってしまう
男性看護師は、病気などのライフイベントがなければ良くも悪くも正社員として働きとおすことができます。
病院側としても、安定して職場へ居続ける男性看護師におのずと責任ある仕事を任せてきます。

多忙な職場であれば病棟業務をこなすに加えて、「委員会業務」や「病棟のあらゆる問題への対応」、「看護研究の担当」などに当てられると、長時間労働や残業が日常になってしまいがちです。

平日は帰宅するのも遅くなり、休日は朝寝坊でどこへも出かけたくない、しかも持ち帰り残業なんてことにもなってしまいます。
たとえ残業代でお金が増えても、
- 子どもたちと触れ合う機会が少ない
- 家族との時間がとれない
- プライベートは後回し
では気が滅入ります。
子育て・家族の時間を優先を考えている人なら地獄ですよね。
看護師を続けていいのか?と悩むことがある
男性看護師の将来性は悪くない
「看護師を続けていいのか?」と悩むこともありますが、
男性看護師の将来性は決して悪いものではありません。

女性であれば、どうしてもライフイベントで結婚・出産・育児と20〜40代の間に中抜けしてしまう方が多いです。
わが国では男性はまだまだ家庭の大黒柱であり、正社員として仕事をする方がほとんど。
専門性を高めたり、リーダーシップやマネジメント能力を磨いて、主任、師長、看護部長といったキャリアアップが高確率で望めます。
副業にチャレンジしてみる

雇用と収入がともに安定している看護師ですが、「安く」「定まる」と書いて安定です。
爆発的な収入の伸びは期待できず、主任や師長、そして看護部長にまで上り詰めるには時間がかかります。
しかし、安定した給料は盤石です!

そこでオススメなのが副業です。
看護師で固定給を稼ぎながら、副業でもう1本の稼ぎ柱を育てていくという方法です。
今ならAmazonやメルカリなどでカンタンに物販ができておこづかいを作れますし、YouTubeを始めることで、たくさんのお金を稼ぐことができるかもしれません。
ただし、副業はカンタンに始められるからといって、簡単に稼げるわけではないです。

準備と労力にそれなりの時間を確保する必要があります。
副業・ダブルワークOKの病院へ転職し、看護師の本業時間を定時で上がって、副業時間をつくるといった工夫が重要です。
子育て・プライベート時間と仕事の両立ができるオススメの職場

現在の日本でも男性は家族の大黒柱であることが多いでしょう。

私も妻と子ども2人を養う身で、仕事をやめて生活するわけにはいきません。
ゆえに、今の職場に不満があれば看護師という仕事そのものが辛いと感じてしまいます。
幸か不幸か、看護師はつねにマンパワーが不足していて求人が多い職種です。
- 人間関係が良い
- 給料が良い
- 残業がない
など、「どこに重点をおいて病院を選ぶか」の自由が看護師にはあります。
好条件が全部そろっている病院は、なかなか無いかもしれませんが。

わたしは残業がなくて、子育てやプライベートと仕事が両立できる職場に重点をおきました。
オススメは精神科「認知症病棟」

自分が勤めているので手前味噌なのですが、オススメは精神科「認知症病棟」です。
オススメするには5つの理由があります。
- 今までの経験が生かせる
- 男性の体力面が多いに役立つ
- 認知症病棟は残業がほぼない
- 精神科なので男性看護師も多い
- 精神科独自の手当もあって給料も低くない
認知症患者へのケアは、今まで他科で磨いた技術や知識がフルに生かせます。
痛みや辛さを自分の口で訴えられない患者を看護師の経験をフルに使ってケアできます。
また、高齢者が多く移乗や入浴介助など力仕事がたくさんあって、男性看護師の体力面はとても魅力です。

精神科ですから男性看護師も比較的多く、仕事は高度な医療スキルは必要なし、ルーティン業務で残業がほとんどありません。
定時でピタッと帰れますので、プライベートの時間は確保できるし、子育て中であれば子どもや家族との時間も取りやすいです。
「給料はめっちゃいい!」ってわけではありませんが、すごく悪くもなく、家のローンも返しながら無理せずやっていけます。
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- 子育て・家族の時間をちゃんと取りたい
- プライベートを充実させたい
- 余裕があれば副業にもチャレンジしたい
といった方には本当にオススメです!
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救急外来や手術室はおすすめしない
男性看護師に来てほしい職場だと思いますが、仕事と子育てを両立させるのに向いているとは言いがたいです。
この前、ウチの病院から総合病院の救急外来へ転職した40代女性看護師に偶然出会いましたが、

罵声が飛び交ってる!私続けられるやろか。
と嘆いていました。
男性看護師が活躍できる職場とは
急性期病棟が良い、慢性期病棟がいい。
いやいや特養や老健施設、訪問看護、健康管理センターなど、いろいろ自分が行きたい場所があるはずです。
私が思うに、
「ここは男性看護師が必ず活躍できる!」というふうに、断定できる職場はありません。
職場が合うあわないは、千差万別だからです。
同じように、自分に「合わない、合っていない」というのもわかっているはずです。

今の職場で男性看護師として息苦しさを感じているのであれば、ぜひ転職へ一歩踏みだしてみてください。
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転職サイトに登録したからといって、無理に転職をすすめられることはありません。
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やっぱり今の病院でがんばります!
と決断したことがあります。
そのときのキャリアアドバイザーさんは、

じゃっきーさんの意志を尊重します。
今の病院でがんばると思われたのなら、それが1番です。
「じゃっきーさんのようなステキな看護師さんがいますよ〜。」
と今後、新しく登録された方に紹介させていただきますね。
とまで言ってくださったんです。
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※「看護師向けの転職サイトで転職成功率6.8%アップ!?複数登録は〇社がベストという結果に!」より
さらに、たくさんの転職サイトに登録するよりも、
2社の転職サイトにしぼって登録した看護師さんの転職成功率が69.8%と最も高いという結果が示されています!
ちなみに、3社以上の転職サイトに登録した看護師さんの転職成功率は56.5%と、転職サイトを利用しなかった看護師さんとほぼ同じという結果でした。
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まとめ: 子育ても仕事も頑張るかっこいい男性看護師になる!


私は子育てと家族時間・プライベートの充実を優先したくて、精神科「認知症病棟」をえらびました。
- 看護師としての今までの経験が生かせる
- 男性の体力面が多いに役立つ
- 残業がほぼない
- 男性看護師も多い
- 精神科独自の手当もあって給料も低くない
というメリットがあり、はや精神科「看護師主任10年」になります。
「仕事だけに自分の人生を取られたくない!」という男性看護師さんにオススメの職場です。

男性看護師の魅力や強みを改めて見直してみて、やっぱり男性看護師ってかっこいい将来性のあるステキな職業だと思いました。
収入面など不安がないわけではありませんが、雇用が途切れないのは他職種と比べても段違いの強みだと考えます。

現在の職場が辛いのであれば、自分にあった職場について今一度ふりかえってみて、本記事を参考に転職を考えるのも1つの方法です。
「転職をする or しない」は、実際の求人を見てからでも良いです。
転職サイトに登録したからといって必ず転職しないといけない訳ではありません。
しかし、現在の職場が辛いなんて今の人生の半分以上がつらいのと同じですから。

素晴らしい看護師生活、自分の人生にしていきましょうね。
ではまた。
Q&A
なぜ男性看護師が増えているのか?
雇用・収入の安定があり、医師や歯科医師、弁護士、公認会計士、税理士といった上級専門職よりも資格が取得しやすい点があげられるでしょう。
昨今であれば新型コロナウイルス感染症が流行した世界で失業者があふれても、看護師の基盤は盤石でした。
ナース男子の年収は?
令和4年「賃金構造基本統計調査」によると、経験年数10~14年で、
平均年収:522.5万円(月収:340.4千円+ボーナス:1140.8千円)
です。
全職業から俯瞰して見ると、だいたい「中の上〜上の下くらいの年収レベル」です。
師長・主任や看護部長といった管理職になれば、より高収入を狙えるでしょう。
男性看護師の年齢制限は?
年齢制限はありません(ちょっと言い過ぎかもしれませんが)。
病院や施設によっては、定年後であっても就業可能なところもあります。
健康で体が動くかぎり、嘱託で働きつづけることも可能です。
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認知症病棟のお話ならお役に立てますので、いつでもお声かけください。
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