看護師ブランク3年で再就職を考えていますが、どんな感じでしょうか?
総合病院で4年病棟勤務していました。
採血や点滴は普通にできていましたが、長くしていないと不安はあります。
やはり「仕事ができない」新人扱いでしょうか?
看護師のブランクがあると、知識や技術の面で不安になり、誰でも卑屈になってしまいますよね。
しかし!意外と病院側は、そんなことを思っていません。
そこで本記事では、実際に民間病院の病棟で働く看護師長の立場から、看護師のブランクがあっても「仕事ができない」と卑屈にならなくていい理由5選について詳しく解説します。
本記事を読めば、看護師のブランクがあっても「自分を必要としてくれる病院や職場は必ずある!」と前向きに再就職ができるでしょう。
自分を待ってくれている病院がありますから、安心してくださいね。
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看護師のブランクがあっても「仕事ができない」と卑屈にならなくていい理由5選
マンパワー不足なので来てくれるだけでありがたい
民間病院の病棟は、どこも看護師が不足しています。
私が聞く限り、看護師が満ち足りているという周辺の病院は1つもありません(兵庫県の1地方の話ですが)。
先日、当院の看護部長と話をしていましたが、部長は、
「新型コロナウイルス以降、看護師として働く人が減って、募集をかけても、全然人が来ない。」
と嘆いていました。
ですから、「自分はブランクがあって、看護師として仕事ができない」なんて思う必要はありません。
元気に来てくれるだけで、現場は感謝しかないです!
「慣れるのに少し時間がかかる」と思っている
即戦力を期待していますが、同時に、すぐに現場に慣れるとは病棟側も思っていません。
現場に慣れるのは、多少なりとも時間がかかると思っていますので、そこは安心してください。
なので、仕事ができなくて焦る気持ちをグッと抑えて、自分ができる範囲で、
- 今できることをしっかりやる
- 新しいことには少しずつチャレンジする
といった、前向きな気持ちでやりましょう。
看護技術は必ず慣れる
ブランクがあると、
採血や点滴のルートがうまく採れるかな?
尿道留置カテーテルが入れられるかな?
といった、看護技術ができるかどうかに不安を感じてしまいます。
もちろん、ブランクがあるので、直感を取り戻すのに時間がかかったり、今までやったことのないスキルを習得するのに時間を要するかもしれません。
しかし、看護技術は必ず慣れます。
最初はオドオドしたり、うまくできないこともあるでしょうが、絶対にできるようになります。
心配しないでくださいね。
得意・不得意は誰にでもある!
看護師の仕事で
「入浴介助が好きなので、私に入浴介助をつけておいて良いですよ。」
という同僚もいて。
え!?入浴介助が好きな人なんているんだ!って思いました。
人には得意・不得意があります。
自分にも得意な分野と、そうでないところがあるはずです。
全部を完璧にこなそうと思わなくて構いません。
不得意なところは、好き・得意な同僚にお願いしちゃえば良いですからね。
自分が不得意なところで失敗して落ち込み、「仕事ができない」なんて思う必要はありませんよ。
ちなみに私は看護師なのですが、PCなどを使ったデスクワークの方が得意です(笑)。
高度な看護スキルが必要じゃない職場もある
子育て中の看護師が再就職で職場を選ぶときに、大学病院や総合病院の急性期病棟といった、高度な知識や看護スキルが必要な場所を選ぶと、心身ともに疲れてしまうかもしれません。
ですから、転職による再就職先は、子育てしやすい職場を選ぶことをオススメします。
看護師の職場では、高度な医療や看護スキルが必要ではないところもたくさんあります。
私も小さな子どもを子育て中(息子たちが幼稚園のとき)に転職しました。
看護師経験がほとんどなかったので、精神科を選択。
精神科の専門スキルや、一般的な看護技術は必要ですが、高度なものは必要としません。
そのため、「看護師のブランクがあって仕事ができない」をあまり感じずに乗り越えてくることができました。
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ブランクあり看護師は事前学習で「仕事ができない」を解消
ブランクを解消するために、毎日の学習を通して、学びを積み上げていくことが大切です。
「どんな方法があるの?」という方に、おすすめの方法を紹介します。
- 現場で学ぶオンジョブトレーニング
- 事前学習のオフジョブトレーニング
- オンラインセミナー「ナースタディ」の活用
- 1冊は持っておきたい参考書
現場で学ぶオンジョブトレーニング
看護技術については、現場で学び習得するオンジョブトレーニング(以下:OJT)が有効です。
上司や先輩から教えてもらったり、しっかりと見たりして、そのスキルをマネて実践すれば、自ずと看護技術が向上するでしょう。
事前学習のオフジョブトレーニング
一方で、看護技術をOJTで学ぶ前に重要なのがオフジョブトレーニング(以下:OFF-JT)。
看護技術を提供するためには、いろいろなプロセスがあります。
- なぜ、そのプロセスが必要なのか?
- なぜ、その手法が良いのか?
といった、「なぜ?」を解消しておくことで、上司や先輩からの学びの理解がしやすくなります。
つまり、エビデンスや正確な方法を理解しておくことが大切です。
自己学習や研修へ参加するなど、事前に勉強しておくことで、OJTへの不安も少なくなります。
オンラインセミナー「ナースタディ」の活用
しかし、小さな子どもを子育て中の看護師に、職場以外で研修や講習会を受ける時間なんてありませんよね。
そんなときにとても便利なのが、自分の好きな時間・スキマの時間に、本格的な研修が受けられるオンラインセミナーです。
たとえば、オンラインセミナー「ナースタディ」を活用すると、わざわざ足を運んで研修を受けに行く必要はありません。
各分野のスペシャリスト講師から、看護師の現場で役立つ知識や技術を、動画で視聴できます。
動画は、自分が興味あるところから選んでOK。
毎日の知識の積み上げに持ってこいです。
利用料金は、月額980円で「動画を見放題」と、かなりリーズナブル。
看護師専門で勉強になる動画が、月額980円で見放題は、本当にお得です。
私も登録して勉強しました。
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1冊は持っておきたい参考書
ほかにも、採血や点滴、尿道留置カテーテルなどの手技の確認には、1冊の参考書を持っておくと良いです。
手技の手順確認のために、私も参考書を買って勉強しました。
看護技術のブランクを取り戻す、オススメの参考書はこちらです。
参考までに。
<オススメの参考書>
点滴や採血の手技・手順「看護がみえる vol.2 臨床看護技術」
心電図の見方「これならわかる! 心電図の読み方 ~モニターから12誘導まで~ (ナースのための基礎BOOK)」
フィジカルアセスメント「看護がみえる vol.3 フィジカルアセスメント」
この3冊を買いそろえておけば、療養病棟や介護施設では十分対応できます。
まとめ【不安を解消!】看護師のブランクがあっても「仕事ができない」と卑屈にならなくていい理由5選
本記事では、実際に病棟で働く看護師長の立場から、看護師のブランクがあっても「仕事ができない」と卑屈にならなくていい理由5選、について詳しく解説しました。
看護師のブランクがあっても、自分を必要としてくれる病院や職場は必ずあります!
転職先が決まれば、「ナーススタディ」によるオンライン研修と、看護技術の手順が確認できる参考書で準備をしておきましょう。
「OJT」と「OFF-JT」の両方を活かして、前向きにトライしましょう!
ではまた。
ブランクからの復帰は「ナースではたらこ」
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