看護師の志望動機って、どんなふうに書いたら良いのかな?
転職する際に、ちょっと億劫になるのが、志望動機の作成です。
「子育て中のみんなは、どんなふうに書いたのだろう。少し参考にさせて欲しい。」と思いますよね。
そこで、本記事では、転職に成功した子育て中の看護師ママの志望動機を紹介するとともに、より魅力ある志望動機になるように添削してみました。
本記事を読めば、子育て中に転職へ成功した看護師ママさんの志望動機を参考に、自分に最適な志望動機の作成ができます。
看護師の志望動機の書き方で迷っている方は、ぜひ参考にご覧ください。
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【例文あり】転職に成功した看護師ママの志望動機を添削してみた
4つの事例はいずれも転職に成功した志望動機です。
少し添削をしてみましょう。
<リアルな志望動機4事例>
※当サイト独自調査(クラウドワークス調査)
【例文1】「訪問看護ステーションへの転職」志望動機
40代Aさんの志望動機をみて見ましょう。
自宅から職場まで近いことが、選択した1つの理由です。
子どもがまだ小さいので、
「自宅、幼稚園、職場が近いことは、子育てと仕事を両立できる理由となる」
と思いました。
自宅からは徒歩圏内であるため、何か災害が起こっても、自宅から職場に来ることもできます。
反対に、すぐに帰宅することも可能なので、安心して通勤できます。
この距離感が、生活・精神的な安定、そして生活リズムを整えること、すべてつながっていると思います。
Aさんは、訪問看護が未経験でした。
経済的な理由で、訪問看護に挑戦したときの志望動機です。
子どもが小さかったこともあり、自分の生活が前面に出てしまっています。
「なぜ訪問看護か?どうしてそのステーションなのか?」
について追記すると、より良い志望動機になります。
例えば、
急性期病院で看護師をしていたことがあります。
その際、退院後、患者さんが、うまく地域で生活できているのか心配することもありました。
育児にも少し余裕ができたので、患者さんが過ごしている自宅でケアが行える訪問介護に挑戦したいです。
急性期病院で学んだ医療スキルが活かせると思っています。
地域とのつながりを大切にしている貴施設を志望しました。
といった理由を前に持ってくることで、ステーション側への印象がより良く変わってくるでしょう。
【例文2】「健診クリニックへの転職」志望動機
次に、30代Bさんの志望動機です。
私は7年間、急性期病院で勤務し、消化器内科・外科、血液内科・血管外科を経験してきました。
その中で、病院内で治療し、退院していく患者さんの看護をできることに、やりがいを感じていました。
しかし、
「病気が発症するまでの予防は、どのようにされているのか」
「自分に何かできることはないか」
と思うようになったのです。
健診クリニックでは、健康な方が来院されます。
疾病の予防に自分が関わることができることを知り、志望させていただきました。
Bさんは、病院に勤めていました。
しかし、夜勤をしながら育児をするのはむずかしいと考えたため、健診クリニックに転職をしました。
志望動機を作るとき、転職を希望する本当の理由を言うことはできなかった。
そのため、相手に納得してもらい、採用したいと思ってもらえる動機を考えるのに、時間がかかったと話しています。
自分の経験から、健診クリニックへ志望する流れがスムーズに書かれています。
志望動機を、より深掘りするなら、
- 「予防はどうしているか」がなぜ気になったのか?
- 自分の経験は、クリニックでどう役立てるか?
を追記すると、さらに深みが増すでしょう。
例えば、
糖尿病が改善して退院したはずの患者さんが、より糖尿病を悪化させて再入院していました。
その様子を見て、病気になるまでの予防が大切と痛感し、興味をもちました。
病院勤務の経験を活かし、お客様に寄り添った健康に関するアドバイスができると思います。
といった感じです。
「自分は志望先で、どんな活躍ができるか?」という視点を忘れないようにしましょう。
【例文3】「総合病院から高齢者施設への転職」志望動機
30代Cさんの志望動機です。
現在、総合病院の正社員で働いています。
育休が明け、子育てしながらの勤務をしてみて、子どもの病気などで急な早退やお休みも多いです。
夜勤どころか、日勤のハード業務もむずかしくなってきました。
貴施設では、日勤のみのパート募集をしており、子育て中の方もたくさん働いているとお聞きしました。
貴施設で働きながら、家事育児と両立させられればと思います。
これまでの看護の経験を活かし、施設看護を学びながら貴施設に貢献できるよう頑張ります。
宜しくお願い致します。
Cさんは、夜勤をすることで、子どもに寂しい思いをさせて罪悪感がつのっていました。
そのため、日中だけゆったり働ける施設に転職したのです。
前院での退職理由を話すと、ネガティブな印象を与えてしまい不採用になってしまわないか不安でした。
「本音をどこまで伝えたら良いか分からず悩みました」と話しています。
子育て中のママは、子どもが最優先になってしまい、どうしても自分の生活話が前面に出てしまいます。
改めて自分の志望動機を見てみると、「Cさんと同じような文章になってしまった!」という方も多いはずです。
Cさんの文章では、最後に1行で表している「看護の経験」の部分を膨らませることが重要。
高齢者施設で、どう活かしてがんばっていくのかを追記できると、施設側もCさんとより働きたいと思ってくれるでしょう。
【例文4】「総合病院から眼科クリニックへの転職」志望動機
最後に30代Dさんの志望動機です。
元々、眼科で働きたかったこともあり、家から近くて通いやすく、市内では人気の高い、こちらの眼科を志望させて頂きました。
長年、病棟勤務をしてきたなかで、
- 様々な患者様や周りの病院スタッフとの関わり方
- コミュニケーションの取り方
- 仕事への向き合い方
を学び、眼科クリニックでも活かせられると思いました。
子どもも大きくなってきたので、勤務調整に関しては、そこまで休みを取ることなく出勤できます。
人一倍頑張れると思います。
Dさんの本音は、
「総合病院の病棟勤務だったが、看護師の人数が少なくシフトの調整がむずかしい」
「希望の休みが取りにくかった」
ので、転職へ踏み切ったとのことです。
クリニックで働いた経験がないので、自分が今までいた職場環境からガラッと変わったときに、活かせる武器があるか、というところを上手く伝えられるか悩んだと話しています。
Dさんの志望動機は、しっかりと志望先に目が向けられていますよね。
自分が転職したときに、「どのようにクリニックに貢献できるのか」が書かれているところはGOODです。
欲を言えば、病棟勤務をしてきた経験の具体的なエピソードを1つ入れられると、志望先に自分の武器(活かせる経験)をもっとうまく伝えられます。
例えば、コミュニケーションの取り方では、
自分は明るい性格なので、周りのスタッフには自分からあいさつをします。
前の職場でも、朝のあいさつは”必ず笑顔で元気よく”を心がけていました。
「あなたがいると病棟の雰囲気が明るくなる」
と師長に言われ、働く上で「笑顔のあいさつ」が大事だと実感しています。
この経験は、眼科クリニックでも活かせられると思いました。
いかがでしょうか?
エピソードが1つ入るだけで、自分がどう活躍できるかを一歩踏み込んで伝えることができます。
まとめ:【例文あり】子育て中の看護師が転職に成功したときの志望動機を添削してみた
4つの事例は、いずれも転職に成功した看護師ママの志望動機です。
看護師は売り手市場。
面接によって人柄の良さや誠実さが伝われば、志望動機がよほど不適切でない限り、採用につながっていると考えられます。
特に人手が不足する小さな施設やクリニックでは、志望動機の影響は少ないのかもしれません。
しかし、改めて自分が書いた志望動機を第3者に見てもらうと、意外と修正箇所が見えてくるものです。
各例文の添削ポイントを参考にしながら、志望動機を作成してみてくださいね。
当サイトがオススメする「自己PRと志望動機の作り方」も活かして、志望先から「この人と一緒に働きたい」をつかみ取りましょう。
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