子どもが小さいうちって、みんなどうやって上手く働いているんだろう?
子どもが小さいとき、仕事にウエイトを置くと、
子育てがおろそかになるし、イライラしやすくなったりもする。
子育てに振り切ると、「このままでいいのかな」と不安になるし。
今までの、看護師経験が薄れていく。
そこで本記事では、小さな子どもを子育て中の看護師ママが、子育てと仕事を両立できる、賢く働く方法「家庭編」「職場編」についてお話します。
本記事を読めば、子育て中の看護師ママが、うまく子育てと仕事を両立させているコツがわかり、自分の生活にも活かすことができます。
子育て真っ最中の看護師ママの声を聞いて、
「なるほど、その方法、試してみよう!」となってくださいね。
子育てしやすい職場へ転職「ナースではたらこ」
業界最大級!看護師人材紹介「満足度No.1」
簡単1分で登録完了!転職サポートは全て無料
【体験談】看護師ママの無理をしない賢い働き方を聞いてみた
看護師ママの無理をしない賢い働き方について、生の声を聞いてみましょう。
※当サイト独自調査:クラウドワークス 対象:20代〜40代の看護師ママ6名
Aさん:40代、常勤(夜勤あり・フルタイム)
子ども:3人
なんといっても、周りの人達に協力してもらう事だと思っています。
協力がないと、子どもが病気になった時に預けることができないので、たちまち困ってしまいます。
両親に助けてもらうのはもちろん、保育園には1歳から預けました。
少し預ける時期が早いかなと思っていましたが、それはそれで仕方がなかったと思っています。
自分の健康維持のためにも、そうしました。
Bさん:30代、パート勤務
子ども:3人
今までは大学病院の正社員でしたが、子どもができてからクリニックに転職しました。
両実家とも遠いので、夜勤もできなくなるし。
子どもに合わせて土日に休みとって、家族との時間を優先したいと思ったからです。
クリニックではパートなので、午前診療のみ勤務、実質8時〜14時くらいまで働いています。
子どもは短時間で保育園に預けているので、勤務が終わって、16時半までにお迎えに行けばいいです。
仕事が終わって家に帰って、お昼を食べて洗濯物を取り込んだり、夕飯の仕込みをしたり。
少し自分の時間を持ってから、お迎えに行けるので、心のゆとりが持てます。
Cさん:40代、パート勤務
子ども:2人
総合病院で、正職員として夜勤免除、時短勤務をしていました。
時短勤務をしていたのですが、時間の余裕は全くありませんでした。
家での時間を、うまく回すようにしています。
掃除機をかけるのはお休みの日のみで、それ以外はモップがけのみ。
洗濯は夜に行い、部屋干しで乾燥機を利用しました。
仕事では、残業を減らすために、朝から情報収集と、ペアの人と何を担当するかきっちり話し合い。
合間合間で、どれくらい終わっているか、進捗状況を伝え合うようにしました。
【家庭編】小さな子どもを持つ看護師ママが「賢く働く方法」
家庭における、看護師ママの賢い働き方を分析すると、4つの方法が浮かび上がってきました。
周りの人たちに協力してもらう
小さな子どもを子育て中の看護師ママが働くためには、
旦那さん、祖父母、保育園といった周りの協力が不可欠です。
特に、子どもの急な体調不良への対応は、ママ1人ではむずかしいです。
旦那さんを中心に、周りと相談しあって、しっかりと協力体制を整えましょう。
夜勤をする日は、旦那さんと勤務日を調整する
常勤(夜勤あり)で働く方は、旦那さんの勤務調整が必須です。
旦那さんの休日を、夜勤入りの日にしてもらうなど、
自分の職場上司と、コミュニケーションをはかっていきましょう。
子育てに理解ある上司だと、きっと力になってくれます。
家の掃除日を決める
掃除を毎日やって、家をスッキリさせておくことも大切です。
しかし、仕事は家事だけに限らず、子育て、看護師、その他の雑務も多いことでしょう。
すべてをこなすとなると、疲れ果ててしまいます。
なので、掃除機をかけるのはお休みの日、と決めている方も。
私も、トイレ掃除は、毎週月曜日と決めています。
「ゴミ捨ての日」と同じように、実施する日を決めておくと、おろそかにせずできそうですね。
家電をうまく利用する
洗濯物は夜に洗って、乾燥機を利用、という方もいます。
部屋干しだけだと、乾きに時間がかかってしまうときがありますよね。
わが家だと、タイマーをして除湿機をフル回転です。
冬であれば、エアコンの側に干して、温風で乾かすが日常。
あと、大まかな掃除はルンバにお任せ、もいいですよね。
家電をうまく利用して時間を捻出しましょう。
【職場編】小さな子どもを持つ看護師ママが「賢く働く方法」
職場における、看護師ママの賢い働き方では、4つの方法が挙げられました。
土日・祝日は、できるだけ休みにしてもらう
土日・祝日は、幼稚園や学校がお休みで、子どもとゆっくり過ごせる時間です。
すべての日ではないにしろ、できるだけお休みにしてもらうことで、子どもとの時間を優先できます。
「土日・祝日は基本的にお休み」を、上司に伝えておくことは重要です。
何も言わなければ、土日・祝日のマンパワー不足の解消に、当てられてしまうこともあるでしょう。
職場では同僚とコミュニケーションをしっかりと取る
私は、職場で残業をしないと決めています。
小学生の息子たちの、習いごとのお迎えに行きたいからです。
同じように、看護師ママたちも、保育園や幼稚園のお迎えに間に合うようにするため、残業はできません。
ある看護師ママの工夫では、チームやペアになった同僚と合間合間でコミュニケーションをはかり、
進捗状況をしっかりと伝え合うことで、残業をなくすように努めていました。
看護師の仕事でもコミュニケーションはとても大事。
人間関係が良い職場を選ぶことが重要です。
単発バイトを活用する
子どもの突発的な体調不良などに対応できるように、
仕事は、単発バイトにしています。
という方もいました。
子どもが小さい頃は、本当によく風邪を引いたり、具合が悪くなったりするものです。
私も夜勤明けで、仮眠をとろうとしていた時に、
小学校から電話がかかってきて、お迎えに行ったこともあります。
子どもが小さいうちは、家庭の状況に合わせて、
単発バイトに登録しておき、自分の都合で仕事をする、というのも1つの方法ですね。
子育てに理解がある職場で働く
小さな子どもを子育てする看護師ママにおいて、
「子育てに理解がある職場であること」は最も重要な賢く働く要素です。
たとえ、自分の夫や祖父母が子育てに協力的であっても、子育てに理解がない職場であれば、長く働き続けることはできないでしょう。
夫も祖父母なども、サポート疲れをしてしまいます。
たとえば、当院だと、子どもの体調不良で急なお休みがあるとします。
働いているスタッフが、子育て中や、子育て経験者ばかりなので、とても対応に寛容です。
反対に、
- 子育て経験がない看護師が多い職場
- 高度医療や重症患者ケアを提供するなど余裕のない職場
といった、子育てに理解が少ない職場では、身も心もボロボロになってしまう可能性があります。
しかし、子育てしやすい職場であるかどうかは、
自分1人やハローワークを利用した就職活動では、情報を得ることがむずかしいでしょう。
信頼のある「看護師専門の転職サイト」に登録して、子育てに理解ある職場の情報をもらうのがベストです。
「看護師の働き方」によってもたらす子どもへの影響
看護師ママに、「看護師で働いているときの、子どもさんの様子」を聞いてきました。
自分の働き方を選ぶ際の、参考にしてくださいね。
「看護師の常勤(夜勤あり)の働き方」による子どもへの影響
Aさん:常勤(夜勤あり・フルタイム)
子どもの様子としては、後から思うと、
やっぱり、寂しそうにしていたことがあったと思います。
しかし、仕事を優先していたので、親としてもその姿を見て辛かったけど、我慢をしました。
Fさん:常勤(夜勤あり・フルタイム)
残業で遅くなった時には、迎えに行くと「ママ遅い。」と言われることもありました。
逆に、定時に終わり早く迎えに行けると、
「ママお迎え早すぎ。まだ遊びたかった。」と言われることもあります。
夜勤の時も、初めは寂しがっていました。
しかし、慣れてくると、「頑張ってね」と送り出してくれるようになりました。
看護師の常勤(夜勤あり)で働くと、看護師の通常業務に加えて、
「残業や委員会、研修会・勉強会、看護研究、学会発表」など、様々な仕事が降り注いできますよね。
仕事と子育て、家事をすべて回そうと思うと、他者の協力なしでは成り立ちません。
また、夜勤入りなど、仕事が優先になってしまう場面も出てくるので、子どもが小さいうちは、寂しい思いをさせることも。
いつしか、子どもは成長し、状況に慣れてくるものです。
しかし、成長までには、我慢をしている子どもがいるのも事実。
人生において、「自分が何を大切にして生きるか」、自分の軸をきちんと決めておきましょう。
どれが正解というものはありません。
自分が決めた軸があれば、後悔は少なく、スッキリした気持ちになるでしょう。
「看護師の日勤常勤・パートの働き方」による子どもへの影響
Bさん:パート勤務
子どもができてからは、無理ない働き方をしています。
子どもたちも、帰ってきてから近所のお友達と遊べ、楽しそうにしている。
何より土日にママとパパがいて、家族で過ごせるという環境が今だけの特別なものです。
とてもいい影響を与えているのではないかと思っています。
Cさん:パート勤務
保育園に通っていたので、寂しさを感じていたかはわかりません。
ただ、休みの日は一緒に過ごして、子どもとの時間を大事にするようにしています。
特に泣いたり機嫌が悪くなることもなく、保育園でも楽しく過ごしていると保育士さんから聞いていました。
Dさん:日勤常勤(時短勤務含む)
子どもは幼いですが、休みのときに過ごす時間から、成長を感じられました。
今の職場では、保育園のお迎えにも間に合うので、他のママと同じようにお迎えに行くと、とても嬉しそうです。
Eさん:パート勤務
離乳食が進んで、断乳が済んだ1歳くらいから働きに出始めました。
はじめのころは、ずっと一緒に家にいたので、家から出るときには大号泣(言葉はまだ発せなかった)でした。
しかし、今は2歳になり、少しずつ意思疎通も出来てきたので、仕事に行くことを伝えるとニコニコしながら玄関でお見送り・お迎えをしてくれます。
日勤常勤(時短勤務含む)や看護師パートにより、自分にゆとりを持って働くことで、子どもたちにも安心感を与えられています。
子どもが小さいうちは、ママとパパがいる世界がすべてです。
毎日、一緒にいて顔を合わせられる時間は、子どもが小さいうちだけの特別なもの。
子どもに良い影響が与えられている。
という実感を、看護師ママ自身も得られています。
子育てと仕事の両立がしやすい、安定した働き方と言えるでしょう。
まとめ:【体験談あり】小さな子どもを持つ看護師の悩みを解決!無理をしない賢い働き方
本記事では、小さな子どもを子育て中の看護師ママが、子育てと仕事を両立できる、賢く働く方法「家庭編」「職場編」についてお話ししてきました。
働き方によって、子どもへの影響も違ってきます。
本記事から、子育て中の看護師ママが、うまく子育てと仕事を両立させている方法にならって、自分の生活にも、ぜひ活かしてくださいね。
子育て真っ最中の看護師ママの声は、きっとあなたの心強いサポートをしてくれます。
ではまた。
子育てしやすい職場へ転職「ナースではたらこ」
業界最大級!看護師人材紹介「満足度No.1」
簡単1分で登録完了!転職サポートは全て無料
あわせて読みたい記事はこちら