はじめに
本記事は、子育てや家族との時間を大切にしたいけれど、できなくて悩んでいる看護師さんへ向けて書いています。
本記事を読めば、子育てや家族との時間を充実させやすい職場である「認知症病棟」へ転職したあと、生活に起こった5つの良い変化を知ることができます。

という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

働きながら子育てしやすい環境にあることは間違いありません。
そこで、精神科「認知症病棟」の看護師主任となってはや10年。
- 子育て優先
- 家族優先
- プライベート優先
で生活をしている私が、

例をあげながらご紹介させていただきたいと思います。
【転職後に起こった5つの良い変化はこちら】
5つの良い変化
- 妻や子どもたちの話を聴く余裕ができた
- 家族とお出かけしやすくなった
- 休日は仕事のことを考えなくなった
- 家事を積極的に行えるようになった
- 自己投資の時間が増えた

ではさっそくいってみましょう。
認知症病棟へ転職後の良い生活の変化5選
妻や子どもたちの話を聴く余裕ができた
「認知症病棟」に転職した後の良い生活の変化として、真っ先に挙げられるのは、
妻や子どもたちにちゃんと向き合って、話を聴く余裕ができたこと
です。
看護大学の教員時代は、
- 通勤時間が2時間
- 人間関係も悪く長時間労働で
家族と向き合ってゆっくり話す時間も余裕もなかったです。
家事も育児もほとんど妻のワンオペで、とにかく
仕事で成功して給料をアップさせれば家族に還元できる
と考えていました。

話を聴く余裕ができたことで、私の仕事に関連する妻のイライラが減りました。

今日あったできごとを妻から聴いているだけですが、
- 何があったのか
- 何に悩んでいるのか
- 何をして欲しいのか
などがわかり、妻の考えに合わせて行動できるようになりました。

また、子どもたちとは、夜勤をのぞけば、いつも一緒にお風呂へ入ることができるようになりました。
お風呂では今日のできごとを必ず聴くようにしています。
毎日続けていると、
- 「ねえねえ、お父さん。今日はこんなポケモンつかまえたよ。」とか
- 「友達にイヤなことされた。」とか
悩みごとや楽しかったことなどを、自分からたくさん話をしてくれるようになりました。
家族として良い方向にまとまっていく。
そんな感覚があります。

家族とお出かけしやすくなった

毎月、何もなくても有給休暇を1日は入れるようにしています。
家族から要望があれば、平日の委員会さえ避ければ、どこでもお休みを取ります。
家族にとって大事なイベントがあるなら、委員会でも休みますが(笑)。
認知症病棟へ転職して、かなり考え方も
「家族最優先」
に変わりました。

家族の中での父親、夫は私1人で交替はできません
から、しっかりと役割をはたします。
- ショッピングセンターへのちょっとした買い物からはじまり
- 外食
- 帰省など

妻が陶器を集めるのが趣味で、家族で「陶器まつりイベント」に参加することがあります。

家族で来れてうれしかったわ〜♪
じゃっきーくん、連れてきてくれてありがとう。
と喜んでくれると、すごくうれしいです。
休日は仕事のことを考えなくなった
休日は仕事のことをいっさい考えなくなりました(笑)。
入職したての頃や、人間関係でごたついたりする時は、休日でもモヤモヤしたりしていました。

それ以外は、
病棟を出た瞬間から、仕事のことは何も考えません。

と、自分のプライベートをどう充実させるかに思考がシフトしています。

看護大学の教員時代は、休みの日も研究のことは常に考えていました。
また看護師のように申し送りが終われば、「あとは人に任せて。」なんてことができませんからね。
だから仕事のやりくりが頭の片隅に残ってしまうんです。
認知症病棟へ転職して、そんな仕事への足枷がなくなって、
自分のプライベートだけを考えることができるようになった
なんて、こんなに素晴らしいことはありません。
家事を積極的に行えるようになった

- お風呂そうじ
- 布団をたたむ・敷く
- ゴミ集めとゴミ出し
- 洗濯物干しなど
をやるようになったんです。
昔は、家事を手伝うという意識でした。

最近は長男が大きくなってきたので、お風呂そうじを任せられるようになりました。

妻任せにせず、自分ごととして、これからもやっていきます。
家事に関しては、もともと妻と一緒にやっていきたいと思っていましたが、仕事が生活の重荷になってくると、どうしても
- 疲れてるから
- 忙しいから
と、できない言い訳をつくって、妻にしてもらっていました。

自己投資の時間が増えた
精神科「看護師主任」として転職して10年がたつと、

すると今では、自分の時間も多く持てるようになっています。
私はその時間を「自己投資に使うようになった」んです。

研究一本で「教授」をめざす。
それはそれで素晴らしい夢だったのでしょうが、なんか面白味のない人生です。
近況では、
- 趣味でブログを始めたり、
- Twitterの情報発信やライティングの勉強をしたり、
- 資格試験にチャレンジして「簿記3級と2級の資格」をとったりと、

転職後に後悔はない!?
結論を先にお伝えすると、「後悔は微塵もありません。」
本当に今の生活に満足しています。
何より子育てと家族に時間を使えたことで、妻と息子たちと「とっても良い関係」を築けています。
ケンカもいっぱいしますが、仲良し家族です(笑)。
ただ、転職でもっと注意しておけばよかったと思ったのは給料です。
大学教員の仕事をしていたときは、
「仕事の激務や人間関係の悪さから脱して、もっと子育てや家族のこと、プライベートを充実させたい!」
にばかり目がいっていたんです。
そうすると、大学教員から看護師になったので「給料がガクンと下がり夫婦ゲンカが増えました」。
『金の切れ目が縁の切れ目』
「まさにそのとおりだなぁ。」
と実感しましたね(笑)。
お金がないと、心に余裕がなくて夫婦もお互いがイライラします。
ことあるごとに、お金がないとイヤな雰囲気になるんですよね〜。
現在は夜勤回数も増え、生活に支障なくやれています。
教訓として、特に
「転職のさいに家庭の経済的な柱となる人は、給料が低くなる転職は絶対にしてはいけない」
と思いましたね。
「認知症病棟へ転職後の良い生活の変化5選」まとめ
精神科「認知症病棟」に転職し1番良かったことは、
仕事よりも子育てや家族との時間、そしてプライベートに時間を使えるようになった
ということです。
仕事を生活の中心にしたくない

認知症病棟への転職は、
仕事と「子育てや家族との時間」の両立をしたいと考える方に最適な選択肢の1つ
です。

思い切って転職し、妻や子どもたちと触れ合う時間を増やして本当に良かったです。
家族の思い出が増えるとともに、家族のキズナが深まり、より仲良くなりました。
子どもたちが私にくっついて来てくれるのも、あと少しかもしれませんが、
その貴重な時間に、たっぷり愛情をかけて関わり子育てしたいと思います。

みなさんにも、家族とのステキな時間が増えることを心より願っています。
本記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

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