子育てしながら、転職の面接対策なんて時間がなくて。
どうすれば好印象で面接に受かるのか教えて欲しいです。
志望動機はなんて書けばいいの?
服装は学生のときの感じでいいのかな?
どんな質問をされるのかなぁ。
不安です。
子育てをしながら転職をする際、家事や育児に追われ、面接対策に十分な時間がとれず、悩む看護師ママは多いです。
私は、精神科「認知症病棟」で看護師主任10年目の「じゃっきー」と言います。
そこで、本記事では看護師ママが、子育てしながらもスムーズに面接対策が行えるように、8つのSTEPを紹介します。
家事・育児の合間で面接対策に時間がとりにくいママでも、”やるべきこと”がブレないSTEP方式。
各STEPを理解してクリアすることで、将来看護師として働く自分をはっきりと想像でき、胸をはって面接に臨むことができます。
面接を無理なくパスして、転職を成功させたい方は最後までご覧ください。
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子育てや家事をしながら、面接対策を1人でやるなんてムリと思っている看護師ママの心強いサポーターになってくれるでしょう。
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転職では、なぜ面接をするのか?
面接を行えば、受験者がどんな人なのか、(志望先の医療機関側が)求めている人物像に合っているかを、より適切に判断できるからです。
看護師採用の面接では、受験者の思いや、看護に対する考えを尋ねてきます。
その際に、自分をよく見せようとする必要は全くありません。
ありのままの自分を見てもらって、判断してもらいましょう。
もし、答えられない質問があった場合でも、
勉強不足で申し訳ありません。
勤務までに勉強しておきます。
と素直な態度を示すことの方が重要です。
見栄をはらず、謙虚な姿勢で臨みましょう。
STEP1 ここを見ている!面接担当者が見極める8つのチェックポイント
面接担当者は、受験者のどんなところを見ているのかチェックしておきましょう。
面接の8つのチェックポイント
8つのチェックポイントは下記のとおり。
- 看護師としての適正
- 病院が求める人材かどうか
- 入職への熱意
- 大切にしている看護観
- 将来に描く看護師像
- コミュニケーション能力
- 経験とキャリア
- 社会人としてのマナー
面接担当者は、受験者に対して、自分たちが一緒に働きたいと思える人物かどうかを8つのポイントから見極めています。
【面接で後悔はしたくない】メラビアンの法則を知っておこう
メラビアンの法則を聞いたことがあるでしょうか?
メラビアンの法則とは、話し手(受験者)の話を聞くとき、聞き手(面接担当者)の評価は、
- 視覚情報が55%
- 聴覚情報が38%
- 話の内容は7%
というものです。
つまり、面接担当者の評価は、93%が視覚・聴覚(どう見えたか・どう聞こえたか)であって、話す内容だけに重点が置かれているのではないところがポイント。
面接で大きなウエイトを占めるのは、見た目と声です。
とは言ったものの、もちろん7%の話の内容を疎かにしてはいけません。
7%には「自己PR」と「志望動機」の熱意を詰め込みましょう。
第一印象で勝負を決める「面接での身だしなみの基本」
人は見た目が9割。
過去にそんな本が出版されたように、見た目の第一印象が相手に与えるインパクトは絶大です。
見た目から好印象を得られるように、面接での服装には心がけていきましょう。
面接には何を着ていけば良いの?
看護師には清潔感が大事です。
スーツ
黒・紺のスーツで、柄入りは控えましょう。
スカートの丈は、イスに座ったときに裾が膝にかかるくらいがベスト。
シャツ
シャツは白が基本です。
色や柄の入ったものは控えましょう。
アクセサリー
アクセサリーは基本的にはつけないようにしましょう。
ピアスやイヤリングはNG。
腕時計をする場合はシンプルなものを選んでください。
ストッキング
ストッキングは自分の肌色に合ったものを選びましょう。
黒色や濃すぎる肌色、色や柄、ラメの入ったものは基本的にNGです。
靴
靴は黒色のシンプルなものにしましょう。
細すぎるヒールは避け、3〜5㎝の高さのものを選んでください。
面接に臨む髪型
地毛の自然な髪色でOK。
明るい派手なカラーリングをした髪はNG。
お辞儀したときに顔にかからないように後ろで束ねましょう。
おでこを出していないと印象が薄れる。
おでこを隠すと若く見えますが、頼りなくも見えネガティブな要因となります。
あえて、おでこを出して元気と積極性をアピールしましょう。
誰でも面接で好印象!看護師ママに必勝のメイク術
面接にオススメのメイクポイントを紹介します。
- 健康的で自然なメイクを心がける。
- ノーメイクや厚化粧はNG。
- つけまつ毛や太いアイライン、派手なアイシャドウといった、目元の強調しすぎに注意。
- 眉毛は自然な細さと濃さにする。
面接で失敗しない好印象メイク術
こちらの動画がとても参考になります。
百聞は一見に如かず、1度視聴ください。
爪は短く清潔に
爪は短く清潔にしておきましょう。
見えにくい部分ですが、看護師を面接する担当者は指先まで見ています。
合格を左右するとまでは言いませんが、印象を大きく変える部分です。
ネイルアートはもちろん、マニキュアもしないようにして、自然なままの清潔感を意識しましょう。
超重要!「自己PR」「志望動機」の2本柱を押さえて面接を制す
面接の評価は、93%が視覚・聴覚(どう見えたか・どう聞こえたか)であって、話す内容は7%だとお話しました。
かと言って、7%を疎かにすると合格できないのが面接です。
中身がない、ただの見かけ倒しにならないように対策が必要不可欠。
特に面接の攻略には「自己PR」と「志望動機」の2本柱を明確にしておくことが重要です。
この2本の柱がグラグラしていると面接で好印象を与えることはできません。
裏を返せば、「自己PR」と「志望動機」さえしっかりしていれば、採用合格はグッと近づくと言って良いでしょう。
<自己PRと志望動機の作成手順>
看護師として働くための「自己PR」と「志望動機」を明確にするには、自己を分析し「自分がどんな人物なのか」を知る必要があります。
手順は下記のとおり。
「自己分析」を土台とし、志望先を分析します。
そのあと「自己PR」→「志望動機」の順番に作成していきましょう。
自己分析をする
自己分析で、自分の「価値観」と「強み」を知るには、
- A3用紙に鉛筆で経歴を書き尽くす
- フローチャートのように自分の経歴を思い出すかぎり書き出す
作業をしていきます。
1つのテーマにつき、A3用紙1枚を使用するのがベスト。
A4ではなくA3用紙を使うのは思考の広がりを出すためです。
鉛筆だと何度でも書き直せる安心感があります。
シャーペンでも可能です。
A3用紙が用意できたら、とにかく書き始めよう
A3用紙の左端にテーマや前部署を書いて、丸で囲みます。
あとは思いつくままにフローチャートを作っていくだけ。
書き方にはこだわらずに、自分の思うがままを意識してください。
思うがままに書き綴った自分の経歴を眺めていると、
- 自分がどんな場所にいて何を頑張ったのか
- どんな成果になっていったのか
- 看護師として、どんな価値観を持っているのか
- これまでの経験から自分の強みは何なのか
が、ぼんやり浮き出てきます。
経歴を深掘りするときのテーマがわからない方のために、例を用意したので、テーマに迷う方は参考に使ってください。
経歴を深掘りするために自分へ投げかけるテーマ
- なぜ看護師を志したのですか?
- あなたの※看護観を教えてくれますか?
- 経験した部署と成果を出した活動を教えてください
- 自分の長所と短所を教えてください
- 趣味は何ですか?
- 夢は何ですか?
自己分析の参考例を紹介
私が実際にやったものを一部、例として示します。
書き方の雰囲気を参考にしてください。
※実際の写真:A3用紙の左にテーマを書いて、あとは思いつくままにフローチャートにしました。
1枚をPDF化してみました。
A3用紙が大きすぎるのでは?と抵抗がありましたが、思いつくままに書くので逆にA3用紙じゃないと狭く感じます。
志望先を分析する
自己分析とやり方は同じです。
A3用紙を使って志望先のあらゆる情報を書き出しましょう。
志望先の医療機関の情報は下記のポイントにそって集めればOK。
情報を集める方法としては、
- 病院ホームページ
- 病院見学
- 口コミ
- 転職サイトからの情報
があります。
志望先の分析例を紹介
私が実際にやったものを例として示します。
こちらも書き方の雰囲気を参考にしてください。
※実際の写真。地方の一般病院だと公式サイトの情報も少なくA3一枚にすんなり収まります。
PDF化すると、こんな感じです。
自分の「価値観や強み」と志望先との一致点を探す
- 自己分析による自分の「価値観・強み」
- 志望先分析による志望する医療機関が求めている人材
の一致点を探すことで、自分がアピールできるポイントや、志望する動機が見えてきます。
自己PRを作る
<自己PRを作る4つのステップ>
- 自分の「価値観・強み」を端的に書き出す
- 自分の「価値観・強み」を伝える具体的なエピソードを書く
- 具体的なエピソードで得られた成果を述べる
- 自分の「価値観・強み」を元にして、志望先でどのように活かし働くかを伝える
「自己分析」と「志望先分析」の結果(A3用紙)をならべて、一致する点を探します。
そのあと、4つのステップの順番で自己PRをつくります。
自己PRもA3用紙に、鉛筆やシャープペンシルを使って書いていきましょう。
自己PRの参考例を紹介
私が実際にやったものを例として示します。
書き方の雰囲気を参考にしてください。
※実際に自己PRを書いたA3用紙。自己分析と志望先の分析結果がシンクロ(一致)する部分は必ずあります。
手書きは見にくいので、書き起こしたものを参考にどうぞ。
<自己PR>
私の強みは、看護大学の教員時代に培った看護研究能力を活かし、正しいエビデンスのもとにより良いケアを患者さんに提供していけるところです。
前職では、教育委員長を5年務め、看護研究を推進し、自分の病棟で「ユマニチュード」をテーマに取り上げました。
ユマニチュードは「あなたを大切に思っています」という優しさを伝えられる具体的なスキルです。
ユマニチュードを一定期間、特定の患者さんに続けることによって、どんな効果が得られるか検証したところ、認知症患者さんの笑顔が増え、反応が良くなり、不穏な状態の日が少なくなり、とても良い効果が得られました。
結果から、認知症専門病院として、患者さんに関わる際の基盤として取り入れていくことになったのです。
また、研究は研究するだけに留めず、実践に活かしていくことに意義があることを肌で感じました。
貴院では、高齢者の療養生活を支援する地域の重要な役割をになっていると伺っています。
ADLや認知機能の低下のある方も多いと推察します。
ユマニチュードを用いたケアで患者さんが安心して生活できるよう支援していきたいと思っています。
さらに、ケアが惰性にならないように、現場レベルでの研究の継続に努め、向上心を持って業務に励みたいです。
志望動機を作る
<志望動機を作るときの注意点>
- お世辞を言わない
- 志望先をおだてて褒めるのではなく、現状を冷静に分析する
- 入職を前提に作る
実際に入職した状況を想像し、働くことを前提として志望動機を作りましょう。
志望動機を作るときの4つのステップ
- 志望先の「強み」で印象に残ったものを書き出す
- 志望先の「強み」とリンクさせる形で、自己分析から得た自分の「強み」を活かして、何をしたいのか・どのように活かせるか・何ができるか、を考える
- 自分の「強み」を活かせる理由を、具体的なエピソードとともに説明する
- 入職後にやりたいことを短くまとめる
A3用紙にざっくりと①〜④を書き出します。
志望動機を作成する
志望動機では、4つのステップで一度ざっくりと書き出した内容を、ストーリーにしてまとめる作業をします。
<ストーリーにしてまとめる>
- 病院が求めることの理解:志望のきっかけとなった、入職希望先の「強み・魅力」を書き出す
- 志望のストーリー化:志望するに至った、具体的なエピソードと、その結論を述べる
- まとめ:志望先で、実際にやりたいことを短くまとめる
志望動機の参考例を紹介
私が実際にやったものを例として示します。
書き方の雰囲気を参考にしてください。
※4つのステップでざっくりとA3用紙に書き出しました。
ストーリーにした完成版を紹介します。
<志望動機>
看護師主任10年という節目をむかえ、基本的な看護技術を経験し、ステップアップしたいと考えていました。
貴院の「まごころ込めた医療と看護」の理念のもと、「高齢者の療養生活の支援」に自分のこれまでの経験を活かした看護ができると思っています。
前病院では、認知症病棟7年、療養病棟3年を勤め、基本的な医療を経験しました。
慢性期の医療度の高い患者さんに対しても適切なケアを提供できると考えます。
また看護研究を通して学んだ「ユマニチュード」や「アンガーマネジメント」の技術で優しい関わりを続けていきます。
ユマニチュードは人に優しく接するを具体的な行動に落とし込んだスキルであり、アンガーマネジメントは、一時的な感情の変化で対応を誤らない技術です。
自分たち看護師が学び、丁寧な関わりをすることで、患者さんの笑顔が増え、不安が軽減したという体験をしました。
患者さんは元よりご家族にも相乗効果が期待できると思っています。
まごころを込めて誠実な医療と看護を提供し、患者さんが安心で安全な療養生活ができるように支援していきたいと考えています。
自己PRや志望動機の例は、あくまで参考として示したものです。
決して正解を示したものではなく、マネを推奨するものでもありません。
作成の過程を理解して、自分のアピールと志望動機を見つけてくださいね。
必須!転職で看護師ママがよく聞かれる質問を攻略
転職の面接では、転職の理由や回数、これまでの経験について聞かれることがあります。
自信をもって回答し、即戦力になることをアピールしましょう。
転職面接で看護師ママがよく聞かれること5選
- 前職を辞めた理由を教えてください
- 看護師として、これまでどんな仕事をしてきましたか?
- 経験のない診療科に配属されても大丈夫ですか?
- いつから働けますか?
- 小さなお子さんがいらっしゃるようですが、勤務に支障はありませんか?
よく聞かれる質問には、自分なりの答えを考えておきましょう。
A3用紙に書き出しておけば、しっかりと回答できるはずです。
もし子育てに関する質問をされたとき、常勤・短時間勤務・パートなど勤務形態によって違いはありますが、
自分の状況を説明し、週○日、○時間の勤務を希望していることを伝えても良いでしょう。
【最後に一言】ママでも好印象を残す!逆質問への対応方法
面接も終盤に差しかかり、安堵の気持ちが増してきたときに、不意にやってくるのが面接担当者からの逆質問です。
担当者から「最後に、何か質問はありますか?」の言葉に、慌てて”特にありません”と答えては、
マイナスにこそなりませんが、せっかく病院の事情を聞けるチャンスを逃しています。
事前に準備をしておき、動揺せずに良い質問して好印象を抱かせる上に、しっかりと情報をゲットして帰りましょう。
<なぜ逆質問が好印象を残せるのか?>
- 志望先に興味があることをより伝えられる
- 洞察力があると思われる
- 面接者と病院像とのギャップが埋められる
もう一度、ポジティブな姿勢や双方の考え方、安心する人柄を伝えられるからですね。
看護師ママが聞いておくべき6つの逆質問
- 貴院に勤務する看護職の年齢層を教えてください。
- もし採用いただける場合、配属予定の診療科を教えていただけますでしょうか?
- 以前は、〇〇科に勤務しておりましたが、配属予定の科に入職するに当たって、これはやっておいた方が良い課題があれば教えてください。
- 配属部署の異動について、定期的な異動はございますでしょうか?
- 看護師の教育システムについて教えていただけますでしょうか?
- 貴院の妊娠・出産・育休など、子育てに関する制度を簡単に教えていただけますでしょうか?
逆質問の場面を活かせば、子育てに理解ある病院か、子育てしやすい環境であるかの再確認をすることができます。
子育てしながら勤める意欲を示すこともできるので一石二鳥です。
<質問・逆質問対策にオススメの本を紹介>
こちらの本は、「看護師の面接でよく聞かれる質問」と「ベスト回答例」がセットになって豊富に収録されています。
※OKな回答例〜NG回答例まで、丁寧かつ盛りだくさんに紹介されている!
看護師面接の達人になれます。
回答例があれば、自分なりの答えを作りやすくて、本番でスムーズに回答しやすくなります。
面接突破のバイブルになることは間違いありません。
めちゃくちゃ参考になりましたよ。
社会人なら知っておきたい面接の入退室の基本マナー
<最初の1分で見抜かれる!>
面接では、入室からの1分間で、面接担当者が受験者のイメージを決めてしまうと言われています。
患者さんの命と健康を守るために、日々緊張感をもって働く看護師には、面接という緊張をしやすい場面でも、正しいマナーが求められます。
入室から退室の流れの基本をマスターしよう
入退室の流れも、まずは動画を見て、基本的なマナーを押さえましょう。
ポイントが分かりやすいので、しっかり視聴してくださいね。
入退室の練習は、事前に何度も練習を行って確認し、自然と体が動いて言葉がスムーズに出てくるようにしておきましょう。
その際、スマホで自身の様子を動画撮影し、念入りにチェックすると良いです。
面接前に必ず携帯電話をオフにしておくのを忘れずに!
【知らないと損】回答するときのテクニック
回答するときの、ちょっとしたテクニックで面接担当者の心をつかみましょう。
テクニックだけで面接に合格をするわけではありませんが、知らないで損をしていることが多くあるのです。
<回答のテクニック>
- 笑顔で臨む
- 熱意・志が重要
- 自分の言葉で語る
- 声に強弱をつける
- 回答で話す時間は30秒
- 回答し終えるときは、相手の様子をみる
笑顔で臨む
「親しみやすい人」の印象を与えるのに大切なのが笑顔です。
面接では、いつもより笑顔を意識して臨むことが重要になってきます。
熱意・志が重要
面接では自分の熱意と志をしっかりと伝えることが重要。
「この病院で働きたい」「将来は理想の看護師になりたい」と、
熱意と志をもった看護師が面接に来れば、一緒に働きたいと思いますよね。
面接では熱意と志が伝われば、合格への道が見えます。
自分の言葉で語る
看護師の面接に正解はありません。
病院側に、「この人と一緒に働きたい!」と思われるような、素直で熱い気持ちを自分の言葉で伝えましょう。
声に強弱をつける
声に強弱をつけると、相手に自分の自信が伝わりやすいです。
強弱のポイントは、「自己PR」「志望動機」のような将来へ向けた話は、政治家のように堂々と演説をするイメージです。
回答で話す時間は30秒
面接時間だいたい15〜20分前後と限られています。
面接担当者も予定された質問を時間内にすべて消化できなければ、評価すらできません。
結論や要点を押さえ、30秒前後に収めるように心がけましょう。
回答し終えるときは、相手の様子をみる
回答し終えるときに、相手の様子をしっかり見ることを忘れないでください。
会話はキャッチボールと同じです。
- 自分の話が聞いてもらえているのか
- 理解されているのか
- 納得・同意・共感されているのか
相手の顔と目をみる必要があります。
看護師の面接では「適切なコミュニケーションが取れるか」は重要な評価指標ですよ。
注意したい!面接での丁寧な言葉づかい
面接で気をつけたい「言葉づかいのマナー」についても押さえておきましょう。
大人の言葉づかいを意識しよう
看護師は、患者・家族をはじめ、チーム医療の一員として多くの人とコミュニケーションをとる場面が多いです。
看護師としてふさわしい適切な言葉づかいができているかどうか、面接担当者も見ています。
基本は語尾を「です」「ます」の丁寧語で話すようにしましょう。
家族や友人と話をするような、会話調は※ご法度です。
※法度・・・禁止されている事柄
面接でよく使う「尊敬語」と「謙譲語」5選
- 言う:おっしゃる、申す・申し上げる
- 聞く:お聞きになる、伺う・お聞きする
- いる:いらっしゃる、おる
- 行く:いらっしゃる・おいでになる、伺う・参る
- 来る:いらっしゃる・お見えになる、伺う・参る
「面接で何と言えばいいのだろう?」を無くすためにも、頭に入れておくと良いでしょう。
言葉づかいのポイント
日常で使用する言葉を、より丁寧な言葉に言い換えて話すことを意識しておくことがポイントです。
よく使われる言葉の変換を確認しておきましょう。
- わたし→わたくし
- お父さん・お母さん→父・母
- あとで→のちほど
- ちょっと→少々
- 今日(きょう)→こんにち・本日
- 明日(あす)→みょうにち
また、逆質問のときなど、「クッション言葉」をつけることで、口当たりをマイルドにできます。
相手に少し申し訳ない気持ちを含むときに使用すると良いです。
- 恐れ入りますが
- 差し支えなければ
- 申し訳ございませんが
- 失礼ですが
言葉づかいも意識をしていなければ、普段のように返答してしまうかもしれません。
面接当日の準備をする
しっかりと準備をして忘れ物がないようにしましょう。
忘れ物をしてしまうと、気持ちが動揺して面接にまで影響してしまう恐れがあります。
当日の持ち物一覧
- バッグ
- スマートフォン
- 面接場までの地図
- 履歴書・職務経歴書
- スケジュール帳
- 筆記用具
- 印鑑
- 身分証明書
- ハンカチ・ティッシュ
- メイク道具・鏡
- 折りたたみ傘
バッグ
A4サイズが折れずに入るサイズ。
黒色が基本。
床に置いたときに立つとベスト。
スマートフォン
急な連絡が取れる状態にしておく。
ただし、面接前には電源をオフにするのを忘れずに!
面接場までの地図
スマホの地図アプリでOKですが、念のため紙地図も用意しておくとベター。
履歴書・職務経歴書
忘れずに持参しましょう。
事前に送る場合にはコピーするよう注意が必要。
面接前にもう一度目を通しましょう。
スケジュール帳
スケジュールアプリでも可能。
予定確認ができるようにしておきましょう。
メモ帳としても便利。
筆記用具
シンプルなものを用意する。
ディズニーやユニバで買ったようなキャラクターデザインは避ける。
印鑑
必要書類などのイレギュラーな押印に備えて用意しておきましょう。
身分証明書
運転免許証などの身分証明ができるもの。
ハンカチ・ティッシュ
エチケット用品は必ず持っておきましょう。
メイク道具・鏡
面接前のメイク直しや、最後の身だしなみのチェックに使いましょう。
スマホ用ポータブル充電器
充電切れのまさかのために、必ず持っておきましょう。
ストッキングの予備
伝線にそなえて、予備は持っておく。
折りたたみ傘
突然の雨にも対応できるように準備しておきましょう。
子どもを誰に見てもらう?預ける
面接中、事前に子どもをどこで預かってもらうのかを確認しておきましょう。
パートナーや祖父母の協力が必要です。
幼稚園や小学校へ通っている場合は安心ですね。
転職のプロ「看護師転職サイト」をフル活用するのもアリ
STEP8までをクリアした段階で、面接対策を十分に行いました。
次は総仕上げの段階です。
対策をしっかり行ったとしても、
- 自分が作った自己PRや志望動機を専門家に見てもらいたい
- 志望先独自に知っておいた方が良い質問や情報があるかもしれない
と悩みはつきないもの。
そんな場合は、やはり転職のプロに相談するのが心強いです。
転職支援サービスには、もちろん面接対策のサポートも含まれています。
たくさんの知識と経験から的確なアドバイスがもらえます。
転職サイトから紹介された医療機関であれば、さらに詳しい情報を得られる可能性も。
職場探しから面接対策まで、転職サイトをフル活用して転職を成功させるのもアリです。
<転職のプロに相談>
子育てしやすい病院探しから面接対策まで無料でサポートが受けられる
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まとめ【小さな子を持つ看護師ママ必見】面接で受かる人になれる!転職面接の合格術
子育てをしながら転職する際、家事や育児に追われ、面接対策に十分な時間がとれずに悩む看護師ママは非常に多いです。
そこで本記事では看護師ママが、子育てしながらもスムーズに面接対策が行えるように、8つのSTEPを紹介しました。
家事・育児の合間で面接対策に時間がとりにくいママでも、”やるべきこと”がブレないSTEP方式になっています。
各STEPを理解してクリアすれば、面接の合格へ近づくことは必定です。
転職の成功を目指してひとつずつ着実に進んでいきましょう。
ではまた。
<面接サポートも転職のプロにおまかせ>
面接対策に1人で準備するのは自信がないという方は、無理せず転職のプロへ全てお任せしましょう。
- 病院探し
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家事・育児でクタクタの上に転職活動や面接対策まで、ひとりで全部できませんよね。
転職サイトをうまく活用して、無理なく転職活動を進めましょう。
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参考書籍
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受かる面接落ちる面接 兵頭秀一 あさ出版
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