【STEP2】転職先を知る

子育てで後悔したくない看護師にオススメの認知症病棟!向いている人の7つの特徴

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本記事は、子育てや家族との時間を大切にしたいけれど、できなくて悩んでいる看護師さんへ向けて書いています。

総合病院の激務や人間関係がつらくて、心身ともに疲れて子育てに支障をきたしてる。

そんな方も多いのではないでしょうか?

「仕事がツライ」=「生活がツライ」といっても過言ではないですよね。

じゃっきー
じゃっきー

生活に重くのしかかる仕事のつらさが、まちがいなく「子育てや家族との時間を楽しめなくさせている」と言っていいでしょう。

そこで本記事では、仕事もハードすぎず、ほぼ毎日定時退社でき、子育てや家族のことを優先したい方にピッタリの転職先、精神科「認知症病棟」に向いている人の7つの特徴について詳しく解説します。

本記事を読めば、「家族・子育て・自分時間」を優先できる「認知症病棟」への転職が向いているかどうかを判断できます。

ぜひ認知症看護に自分は向いているのかどうか、照らし合わせてみてくださいね。


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認知症病棟に向いている人の7つの特徴

精神科「認知症病棟」は、こんな特徴をもった方にピッタリです


高齢者との関わりが「わりと好き」

私の体験からお話すると、もともと幼い頃から両親が共働きの家庭で育った私。

祖父母からも、たっぷりの愛情をかけて育ててもらいました。

じゃっきー
じゃっきー

生活の中で祖父母と関わる時間も長く、いわゆる、おじいちゃん・おばあちゃん子だったんです。

その経験もあってか、高齢者との関わりが昔から”わりと好きな方”でした。

ポイントは、”わりと好き”というところ

昔から、高齢者に優しく接するのが好きなんですよね

ウチのおばあちゃんが家族と歩いていて、歩くのが遅れていたら一緒に並んで歩いたりとか。

ほんとちょっとしたことなんですけど。

けれども、めっちゃ関わるのが好きというわけではありません(笑)。

たまにいるじゃないですか、「高齢者施設の職員が私の天職です!」みたいなひと。

そういう人を見かけると、一歩さがってながめているような感じです(笑)。

なので「高齢者との関わりが、わりと好きだし苦ではないな〜。」くらいで全然OKです。

「高齢者との関わりが、めっちゃ好きじゃないと認知症病棟に向かないのかなぁ。」なんて思わなくて良いですからね。

過去の経験から高齢者との関わりがあって、親しみやすいという方は認知症病棟の勤務に向いています

じゃっきー
じゃっきー

もちろん、高齢者との関わりが根っから好きという方や、他の理由から高齢者には親しみがあるという方も認知症病棟では大歓迎ですからね。

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のんびりと看護がしたい

看護師の日常は、早めに出勤しての情報収集から始まり、

  • バイタルサインの測定、内服管理
  • 褥瘡じょくそうや外傷・点眼などに至るまでの数々の処置
  • ルート管理やモニターのチェック
  • 入浴介助に全身清拭せいしき、口腔ケア、排泄はいせつ介助
  • インフォームドコンセント、検査同行、カルテ記録
  • 入院受け、退院指導
  • 家族との関わり、夜間のラウンド
  • 委員会の活動、看護研究
  • エンゼルケア

とたくさんの仕事がありますよね。

じゃっきー
じゃっきー

少し書き出してみましたが、考えるだけでハードワークすぎます(笑)

総合病院で看護師をやっていると、勤務時間内に仕事が終わる気しませんし。

加えて殺伐とした看護師の人間関係がかぶさってくる。

ですから、「のんびりと看護がしたい」と思うのは必然です

一般病院における、この感覚をふまえた上で、認知症病棟はどうか。

認知症病棟も、決してヒマなわけではありません。

しかし、心にかかる負担がぜんぜんちがいます。

一般の総合病院に比べれば、良い意味で、ゆるくのんびりと看護ができる心の余裕よゆうがあるんです。


他科と比べれば余裕がある認知症看護

先日、患者さんの同行受診どうこうじゅしんで某総合病院へ行きました。

そこで、当院(認知症専門)を退職して救急外来で働いている同僚にバッタリ出会ったのです。

もう全然ちがうで。罵声ばせいとんでるもん

認知症病棟みたいに「のんびり点滴しましょか〜。」

なんて言ってられへん。いつまで続くやろか。

なげいていました。

ちょっと特殊な事例だったかもしれませんが、総合病院の職場は多忙です。

昔わたしが大学病院で勤務していたとき、忙しすぎてドンッとお尻とお尻がぶつかったときがあります。

すぐさま「すみません!」と双方があやまり、ふと顔を見上げると同期の看護師。

「なんや〇〇かよ。」と笑いあったのを思い出します。

顔を見てる余裕さえありませんでした。

のんびりと看護がしたいと思うなら、だんぜん認知症病棟ですね。

じゃっきー
じゃっきー

総合病院で働くよりも、はるかに気持ちの余裕ができます

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定時に帰りたい

認知症病棟では、基本的にルーチンワークで定時までにすべて完了します

「仕事が時間外になる」ということは、まずありません。

ですから、終業時刻の直前に「急変が起こる」というようなイベントがなければ、ほぼ間違いなく定時に上がれます。

じゃっきー
じゃっきー

私の感覚でいうと、10日間の日勤があるとすれば、1日残業があるかないか程度です。

残業もたいしたものではなく、15〜30分カルテを記録して帰るくらい。

定時に帰って、子どもや家族との時間をたくさん持ちたい方にはピッタリの職場だと言えるでしょう。

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プライベートを大切にしたい

「子育てや家族との時間を大切にしたい!」は、もちろんのこと、

「自分の時間もたっぷり持って、夢を追いかけながら人生を謳歌おうかしたい!」

そんな思いがとっても強い私です。

仕事一筋ひとすじにならず、

  • 自分の好きなことがたくさんやりたい
  • あくせくせずに、のんびりと生活したい

と、私のように考えている方も、たくさんいるのではないでしょうか?

定時に帰ることができれば、

  • 通勤や準備の時間が2時間
  • 仕事の時間を8時間
  • 睡眠時間を6時間

とすると、残り8時間は自分のプライベートの時間です。

子育てや家族との時間もたっぷりあるし、自分だけの時間もきちんと取ることができるようになります。

じゃっきー
じゃっきー

私は、妻とおしゃべりする時間が楽しく、子どもたちとお風呂に入って、1日の出来事を聴くのが好きです。

そして、家族みんなで一緒に食事をするときに、何より幸せを感じています。

また、仕事以外で資格試験にチャレンジしたり、趣味のブログを楽しんだりと生活が充実します。

プライベートを大切にしたい方に、認知症病棟はベストな職場です。

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急性期の病棟勤務経験がある

認知症病棟といえば、ガッツリ慢性期の病棟で「急性期の病棟経験なんているの?」と思われる方も多いかもしれません。

しかし、急性期の病棟経験はおおいに役立ちます

じゃっきー
じゃっきー

無くても問題はありませんが、急性期の病棟勤務経験があれば”なお良し”なんです。

え〜、そうなんですね?

私なんて耳鼻咽喉科しか経験がないから、認知症病棟なんてムリかも。

と気を落とされなくても、大丈夫です。

じゃっきー
じゃっきー

私など精神科に来る前、新卒で循環器内科と歯科(補綴ほてつ科)の看護師を11ヶ月勤務。

その後は、産業保健師になったペーパー看護師でした(笑)。

しかも保健師では警察保健師。

ごっつい元気な警察官の健康管理しかしたことなかったんです。

そんな私が、今や精神科の看護師長ですから、ご安心ください。

ちなみに、急性期を経験していると何が役立つかというと。

じゃっきー
じゃっきー

認知症患者さんは物言ものいわぬ患者、いや、物言えぬ患者です。

「痛い、苦しい、辛い」が言葉で伝えられず、一見すると、平然としているように見えるのです

急変のあとで思い返すと「少しだけ、いつもより静かだなぁ。」くらいです。

そんなとき急性期できたえられた、

  • 「ん?ちょっと様子がおかしいぞ。」という感覚や
  • いきなり急変したときの対応

必ず役立ちます

今回は急性期の病棟勤務の経験をあげましたが、ほかの内科や耳鼻咽喉科、皮膚科など経験された看護はすべてすぐれた認知症ケアにつながります

自信をもって認知症看護にお役立てください。

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体力に自信がある

認知症ケアと言えば、おもにADLを支援することになります

医療中心というよりは、むしろ介護がメインです。

なので、体力に自信がある人に向いています

特に体力を使うのが、「入浴介助」と「排泄介助」。

じゃっきー
じゃっきー

重度の認知症ともなると、こちらが伝えたいことは上手く伝わりません。

認知症ケアのテクニックを使ったとしても、介護抵抗にあうこともしばしば。

そんなときはどうしても体力がいります。

どうしよう?私は体力に自信がないよ〜。

という方もいると思います。

その点はご安心ください。

じゃっきー
じゃっきー

自慢できるものではないですが、私も体力に自信があるわけではありません(笑)

「おい!(笑)」とツッコミが入りそうですよね。

しかし、認知症看護で体力があるにしたことはありません。

「話を聞いたけど、認知症ケアってきっと楽だよね。」

と思って転職してしまうと、「こんなはずじゃなかった!」と感じてしまうでしょう。

  • 入浴介助
  • 患者さんの衣類の着脱ちゃくだつ
  • オムツ交換
  • トイレ介助
  • 移乗の介助

と、腰をかがめて体を動かすことが多い認知症看護師

また、ときに暴言や暴力、妄想、大声といった症状のある患者への対応も必要になってきます。

「病院」というイメージよりは、「介護施設」をイメージすると良いです。

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認知症を勉強したい

多くはいないでしょうが、「認知症を勉強したい!」という方もいるでしょう。

認知症は誰もが知っていて、誰もがなってしまうかもしれない「世界の課題となっている病気」です。

しかも、高齢社会に突入した日本では、今後さらに重要視される認知症看護。

じゃっきー
じゃっきー

勉強し、実践を経験しておいて損はありません

新薬の開発(レカネマブなど)が進み、看護の現場もこれからどんどんと変わっていくことでしょう。

  • 認知症を専門にしたい方
  • 興味があるという方

ぜひトライするつもりで、認知症看護に一歩踏みだしてください。

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「精神科:認知症病棟に向いている人の7つの特徴」まとめ

以上、精神科「認知症病棟」に向いている人の7つの特徴を紹介しました。

いくつ当てはまったでしょうか?

「すべてをそなえています。」という方はもちろん、どれか1つでも当てはまるという方も、

認知症病棟って、

  • 子育てや家族の時間を大切にできる
  • プライベートも充実できる
  • 将来もまだまだ活躍できる大切な分野

だと知ってもらい、興味を持っていただければこれほど嬉しいことはありません。

一度きりの人生、素晴らしい生活が送れるようになることを心から応援しています

ではまた。


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看護師じゃっきー

愛媛県西条市出身。兵庫県在住で妻と息子2人の4人家族。2024年3月現在、精神科病棟の看護師長1年目。2014年、心も体もツラかった看護大学の教員を辞めて思いきって看護師へ転職(臨床へ戻る)!今の職場は毎日、定時退社して「看護の仕事」「子育て・家族時間」「自分の自由な時間」を満喫中!看護師12年、警察保健師3年、大学教員5年♪資格:看護師、保健師、第1種衛生管理者、建築物環境衛生管理技術者、簿記2級、ファイナンシャルプランナー3級

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